楽しい社会貢献、できちゃいます。ダイビングin大阪南港

楽しい社会貢献、できちゃいます。ダイビングin大阪南港

大阪は広い海に面しており、マリンスポーツには恵まれた環境と思われがちだ。しかしダイビングとなると、思い浮かぶスポットは少ないのではないだろうか。実際には大阪の海のほとんどが商業利用され、レジャーの楽しめる環境が少ないのは事実。また兵庫や和歌山などには自然の美しい離島が並び、全国的にも有名なスポットが多いので、大阪の海は影が薄くなるのも当然だ。そのため関西ダイバーの多くは少し足を延ばして、大阪を離れては自然の海を満喫している。しかし、大阪には本当に潜れる海がないのだろうか。実は埋め立て地として有名な南港が、密かに注目を集めている。もちろん透き通った海は期待できないが、いつもとは一味違ったダイビングが楽しめるスポットなのだ。それはなんと、ゴミ拾い。今、ダイバーたちは意気揚々と水中での清掃活動を楽しんでいる。


ご存知の通り、南港はフリーマーケットや野外コンサートなどで有名な埋め立て地である。そのため海の汚染も深刻なもので、その多くがやってきた人たちの捨てて行ったゴミなのだ。地元ダイバーたちは身近な海が人の手によって汚されることに心を痛め、少しでも海に恩返しをしようと団結し清掃活動を始めたのだった。その活動がブログなどを通じて広まり、今は多くのダイバーたちが参加している。もちろん単に社会貢献としてではなく、遠出をしなくてもダイビングが楽しめることも魅力の一つだ。そして輝くサンゴ礁の中を泳ぐのもいいが、汚れた海を見てみるのもいい経験となるだろう。特殊な理由ではあるが、南港は大阪を代表するダイビングスポットとなりつつある。なかなか離島まで行けずウズウズしている関西在住のダイバーたちは、一度南港の海を試してみてはいかがだろうか。